2024年6月12日水曜日

【修理成功!】ワインセラーの冷えない問題の修理 ダイオードアレイSTPS2045CTの交換

 ワインセラーが冷えないので、修理しています。

ベルチェ素子式の安いワインセラーです。

修理の備忘録としてここに綴っていこうと思います。


おそらくこのダイオードアレイ(STPS2045CT)が悪いようです。




なぜ分かったかというと、ちゃんとgptにダイオードアレイの診断方法を聞いて、順方向の効果電圧を確認すると0.18Vと異常だったからです。


ダイオードアレイの診断方法についてのチャットgptの回答。
(一部抜粋)

ダイオードアレイの診断方法にはいくつかのステップがあります。以下に一般的な手順を示します。

1. 視覚的検査

  • 物理的損傷: ダイオードや周辺部品に物理的な損傷がないか確認します。
  • 接触不良: 接続部や配線の接触不良がないか確認します。

2. テスターを使用した電気的検査

  • マルチメーターの準備: マルチメーターをダイオードテストモードまたは抵抗測定モードに設定します。
  • ダイオードの順方向特性を確認:
    1. マルチメーターの正極(赤)をダイオードのアノード(正極)に接続します。
    2. マルチメーターの負極(黒)をダイオードのカソード(負極)に接続します。
    3. 順方向電圧が0.5V~0.8Vの範囲で表示されることを確認します。これがダイオードが正常であることを示します。
  • ダイオードの逆方向特性を確認:
    1. マルチメーターの正極(赤)をダイオードのカソード(負極)に接続します。
    2. マルチメーターの負極(黒)をダイオードのアノード(正極)に接続します。
    3. 逆方向電圧が非常に高いか無限大に近い値を示すことを確認します。これがダイオードが正常であることを示します。


データシートはこちら


この方法で測定してみると、以下のような結果になりました。
ちなみに真ん中の足がカソードです。







ここだけが悪い可能性は低いですが、ひとまず部品を変えてみようと思います。

部品は、安いのでaliexpressで注文します。


交換しての結果が楽しみです。
続報もこのページでいきます。


2024/06/26
部品が届いたので早速交換しました。



指で指している部品が交換した部品です



セラーの背面に基盤が格納されています。



電源も入って、ワインセラーの中も、結露ができるほどしっかり冷えているので、修理成功です!😄



たった一つの数百円の半導体を交換しただけで、廃棄を免れるだけでなく、また使えるというのは、本当に修理冥利に尽きます。



2024年6月8日土曜日

よく壊れる鍵の取っ手を修理しました。

 知人からの相談を受けて、家の鍵の取っ手の部分を作って修理してみました。



特別な鍵の場合交換となるとかなりお金がかかるようです。

なので持ち手の部分を大きくして頑丈にし力を入れやすいように設計しました。

3Dプリンターとcncを駆使して作りました。







完成した😊





修理料金は3000円です。

需要あるのかな~?

修理して欲しいなあ~という人がいたらコメントください。


2024年6月7日金曜日

CNCスピンドルをコントロールする”可変周波数インバーター”が故障したので交換。 備忘録メモ

  CNCのコントローラーが煙を出して故障した。



以前にも電源が壊れたことがあったので今回もそれかなと思って中を開けてみると、


スピンドルを制御する可変周波数インバーターが焼けていた







写真のように他の部品にも火が回っているようなので部品交換でなく、可変周波数インバーター自体を交換することに決定した。
D100S2R2Bという機種だが、廃盤になっているようだった。



修理メモ

 細い配線 配置 黄色は X1 黒は com 白はain 2赤は 12V


モーターの配線と単相100Vの配線がつながっていた。
uvwは負荷側でスピンドルにつながる方。

RSEとの記載があるが、おそらくこちらが電源側の配線になる。
通常はRSTだが、よくわからない






交換候補の可変周波数インバーターはaliexpressで手配。


交換の備忘録メモとして、作業完了まで綴っていこうと思う。


2024/06/26
インバーターが届いたので、早速交換に取りかかった。







2024年3月22日金曜日

3D プリンタ anycubic MEGA-X Chiron 不具合と解決策集

 ここには、anycubic(ブランド名)の3DプリンタのMEGA-Xと、Chironの不具合と解決策を書き綴っていこうと思う。


不具合1 造形が途中で停止する

造形の途中に何の前触れもなく、停止する。
タッチパネルも反応なし。
一度電源を切って見ると普通に使える。




解決策1 ファイル名にスペースが使われていないか?をチェックする

ファイル名にスペース(半角、全角ともに)が使われている場合、が途中で停止することが多い。
ファイル名を変えるだけなので、すぐに対処可能。
まずはココをチェックする

2024年3月5日火曜日

【解決】CNCコントローラー G03エラーが出たときの対処法

 

先日、CNCを使って2D輪郭加工を行っているときの対処法をメモしておきます。


エラー内容

このようにコントローラー(CMC4-4-16A6B)にエラーが出ました。
「G03_ER:CentralTolerance 42.」

対処方法

結論からいいますと、Fusion360の切削プログラムの設定項目である「円滑化」と「送り最適化」をオフにすることによってエラーが出なくなりました。

エラー解説

このエラーは、G03コマンド(円弧移動コマンド)実行中に、円弧の中心座標と実際の工具移動パスとの間に許容範囲を超える誤差が発生したことを示しているようです。

考えられる原因としては、

【プログラム設定誤り】
円弧中心座標の誤入力
円弧半径の誤入力
工具補正値の設定誤り
G03コマンドのフォーマット誤り

【機械的な問題】
ボールねじやリニアガイドの摩耗や汚れによる backlash
サーボモータの故障
エンコーダの故障
ワーククランプの緩み

などが問題点として挙げられます。
なので、一番手っ取りばやい、プログラム設定の誤りを疑ってみることに。
円滑化や送り最適化がプログラムをいい感じに変えてくれるのですが、逆に言うと意図しない動きになっている可能性が一番高くもあるので、そこをオフにしたら、解決しました。



2023年2月6日月曜日

スマホから撮影した写真を PC と同期して自動で縮小(リサイズ)させる方法

スマホで写真を撮ったものをパソコン(windows 10)でよく使うことがあり、Microsoft の OneDrive を使い自動でPCと同期できるようにしていたが、最近のスマホは高画質で容量も大きいため、毎回縮小ソフトを使って縮小してから使用していた。

この手間を自動化して写真ファイルを使いたいと思った時に既に縮小されているようにしようと思い、自動化を思い立った。


流れとしては

  1. スマホで写真を撮る
  2. スマホアプリ「OneDrive」が自動でPC 側のカメラロールフォルダにアップロード。
  3. アップロードされたファイルを「フォルダ監視」というフリーソフトを使って検知。
  4. 「フォルダ監視」がバッチを実行。
  5. 特定のフォルダにアップロードされた写真がコピーされる。(バッチ内で自動処理)
  6. コピーされた写真はバッチ処理ができる「IrfanView」で縮小される。(バッチ内で自動処理)
  7. リサイズされた写真は自動削除(バッチ内で自動処理)
フォルダを監視してプログラムを起動する方法についての使い方はこちらを参考にした。

IrfanViewでバッチ処理を行う方法はこちらを参考にした。

つまずいた点は、IrfanView」が日本語フォルダを扱えなかったこと。
OneDrive では「カメラロール」という日本語のフォルダに自動で強制的に同期される。
そのため、一度バッチ処理で特定のフォルダに写真ファイルをコピーすることが必要だった。
その処理はバッチ内でrobocopyコマンドを使っておこなった。
robocopyの使い方についてはこちらを参考にした。


また、フルパスを記入する時に文字化けに注意する必要があった。
sublime text3をよく使っているが、文字化けになってしまいうまくいかなかった。
そこで、メモ帳でプログラムを書いてANSIで保管する必要があった。

また、カメラロールフォルダはデフォルトでカメラとロールの間にスペースが入っているためダブルクォーテーションでまとめる必要もあった。

OneDrive 側の設定もファイルオンデマンドをオフにする必要があった。
カメラロールフォルダに実体として、ファイルがないとフォルダ監視チェックに検知されないからである。

リサイズされたファイルはもともと「カメラロール」フォルダに原本はあるため、自動削除したほうが手間いらず。
なので、forfilesコマンドを使い、変換されたjpg,pngファイルは削除されるようにした。
forfilesコマンドについてはこちらを参考にした。

ソースコードの参考をここに記載しておく。

@echo off

rem ワンドライブの同期フォルダフルパス
set onedrive=C:\Users\user\OneDrive\画\カメラ ロール

rem ワンドライブの写真のコピー先
set CopyDestination=C:\Users\user\Pictures\camera

rem IrfanViewのプログラムをフルパスで表示(.exeは省略可)
set IrfanView=C:\Program Files\IrfanView\i_view64

rem リサイズ後の画像ファイル出力先
set output=C:\Users\user\Pictures\camera\Irfanview_auto_resize\

robocopy "%onedrive%" %CopyDestination% *.jpg *.png *.jpeg *.mp4 *.mov /z /xo /s

"%IrfanView%" %CopyDestination%\*.jpg /resize_long=800 /aspectratio /resample /convert=%output%*.jpg

"%IrfanView%" %CopyDestination%\*.png /resize_long=800 /aspectratio /resample /convert=%output%*.png

forfiles /P %CopyDestination% /M "*.jpg" /C "cmd /C del /Q @file"

forfiles /P %CopyDestination% /M "*.png" /C "cmd /C del /Q @file"

Windows 10で削除できない tif ファイルを削除する方法

特定のtifファイルを削除しようとすると何の反応もなく削除できないtifファイルがありました。

整理する時に面倒だったので何とかして削除しようと思い試行錯誤した結果、ソフトウェアをインストールして削除することができました。

コマンドプロンプトを使ったりセーフモードで削除もできなかったファイルを簡単に削除できたので、覚書としてここに書き残しておこうと思います。

同じように困っている人の役に立てば幸いです。

Advanced SystemCareで解決

Advanced SystemCareを無料ダウンロード

上記のAdvanced SystemCareソフトをダウンロードしてインストールすることで、削除できないtifファイルを強制削除。

メイン画面の右上のツールボックスアイコンをクリックして、ツールボックスに入り、「ファイルとフォルダー」を選択し、「ファイルを追加」と「完全消去」を選択することで、強制削除ができます。


参考:ファイルを削除できない?強制削除する対処法9つ