ELEGOO MARS のLCDスクリーンを交換したときの内部の備忘録です。
2021年7月27日火曜日
2021年7月5日月曜日
「8ビット文字コードへ変換するコマンドに失敗しました」と出て、FileZillaで文字化けして削除できないファイルの解決方法
「FileZilla」でサーバ上のファイルを削除しようとした時、「8ビット文字コードへ変換するコマンドに失敗しました」というエラーメッセージが出て、削除できない問題が解決したので、備忘録として残します。
文字コードの変更
「ファイル」→「サイトマネージャ」をクリック。
操作したいファイルがあるサイトの「文字コード」タブを開き、「UTF-8を強制」または「カスタム文字コードを使用」にチェックを入れます。
「カスタム文字コードを使用」にチェックを入れた場合は、「文字コード」欄に「shift-jis」などを入力します。
ここまでの解決法は検索で結構出てきます。
文字コード判別
2021年4月25日日曜日
Elegoo MARS 光造形の出力のコツ・エラーなど
SLA式の光造形3Dプリンターの出力についてそんなにたくさんの情報がなく、なかなか失敗を回避できないこともあったため、ここに自分なりに得たノウハウを記していく。
私が使っている機種
Elegoo MARS
基本的にこれらの機種を使用した上で気づいた点などを書いていく。
【造形】
・温度大事。
室温10℃以下は失敗の可能性大。暖かい部屋に移動する、もしくはレジンを予熱する。(バッドごと、FDM3Dプリンタのヒートベッドに載せて予熱するなど)
実際に温度が低いとレジンの粘度が上がる。
ページ最終の方にも対策を明記する。↓↓↓
・レジンを混ぜるといろいろな色の表現が可能になる。
下は自分のChituboxでの設定(2021/10/02現在)
・湿気が多いと失敗する可能性あり。
造形前は3Dプリンタには異常は見られなかったが、造形完了後に遮光用のケースが水滴で曇るほどの湿気を確認。造形ももちろん失敗していた。
・データがバグることもある
スライサーのせいなのか?USBメモリのせいなのか?MARSのせいなのか?
データがバグってしまい造形ミスになることがある。スライサーでデータを確認すると、以下のように造形が乱れていて、バグに気づく。
MARSのプレビュー画面では、バグりデーターだとしても、このバグった状態で表示されないため、現時点で造形前にこれに気づく手立てがない。
どれが原因かは現時点(2021/06/26)ではわからないため、まずはUSBを違うものに変えてやってみる。
ファイル名は半角英数字でつけているため、上記のいずれかの問題だと思うが。。。
・2021/07/16追記
USBを交換してもバグり層が現れる。
ということは、MARS本体のバグではと?思われる。
対策としては複数のモデリングデーターを入れるのではなく、造形する1つのデーターだけを入れてUSBには極力造形データーを入れないようにしてみる。
これでうまく行けば、良いな~
毎回、スライサーに1回かけての造形はめんどくさい。。。
・2021/08/22追記
上記対策、”造形する1つのデーターだけを入れて”運用している。
2021/08/22時点では、とりあえずこれでバグりデーターにはなっていない。
このエラーとは関係ないが、ファームウェアのアプデをやっている方も見つけたので、そういう対策も良いかもと思い始めている。
・造形物が割れる 裂ける
この時はベッドをしっかりと固定していないのが、原因であった。
しっかりと固定する。
・造形が失敗するときに確認したいこと
造形の失敗は他の原因がある場合もある。
それがこの写真のようにLCDの欠けによってできる造形不良。また、先出であるが、温度が低いときは造形に失敗しやすい。
粘度があるためか、露光時間を長くしないと剥がれてしまう可能性が高い。
露光時間を長くすると解決する場合がある。初期露光がとても大切。60秒の初期露光を70秒にすることにより解決したこともあった。
また、造形物が2つに別れている場合などは一つにすることによりうまくいくこともある。
・造形物がFEPフィルムにひっつく
FEPフィルムに傷や凹みがあると、起きる。
また、使用上の劣化により、FEPフィルムが伸びるとベッドへの接着が弱くなり、落ちることもある。
清掃を行い、フィルムを指で太鼓のように少し弾いて、音により診断するという手もある。
高い音が出れば、まだ張りがある、低い音がすれば、交換時期。
【スライス】
・スライサーはCHITUBOXが使いやすい。
無料で使用できるし、空洞化などがボタン一つでできるところもよい。
アップデートもそれなりにあっているので、安定している。
https://www.chitubox.com/en/download/chitubox-free
・ベッドに接する面に面積の広い方を持っていくと、造形中の剥離などが少なくなる。
サポートの除去があまり好きでないので、基本的にサポートを必要としない設計にしている。
設計の工夫や、ベッドに接する面の位置を一工夫するだけで、安定した造形が可能になる。